書道と絵画が融合したような花文字は、龍や鳳凰など縁起のよい絵柄を組み合わせて書かれ、その構成している絵のことを「吉祥絵」といいます。日本花文字の会・公認講師の「まりも」さんは、その絵柄ひとつひとつの意味と、その人の好きな言葉や誰かに送りたい人の思いを漢字や絵に乗せて描きます。実際に書いているところを見てもらいたいという思いで、イベントなどで実演をすることが多いとのこと。作品をリクエストするお客様の気持ちや背景に寄り添い、丁寧に描いていきます。大きな作品になると、1ヶ月を要することも。一筆、一文字に命を吹き込み、世界にたったひとつの作品に仕上げていく多古町のアーティストです。