弘安中期(1278~87)に日蓮上人の高弟日朝が創建したと伝えられている妙光寺。
寛永4年(1627)に江戸谷中(現:文京 区)の報恩寺の堂を移して寺堂としたもので、現在の堂は享保14年(1729)の建立と記されています。
元禄4年(1691)には水戸光圀が参詣。宝暦4年(1754)になると葵の紋章を使う ことを許されました。山門前大題目塔は宝暦9年(1759)、大常夜燈は寛永2年(1849)の建立と、いずれも長い時間を経てきた貴重なものです。
昭和35年には大原内の妙見堂から、中世、多古地方を支配した千葉氏一族の守護神である妙見像が移されました。兜をいただき、甲冑をつけて刀印を結ぶ勇ましい武装形で、目を大きくこらした形相は力強さを感じさせます。
業多古町の生業
働き方が注目される昨今、様々な分野の「生業」を通して多古町をご紹介します。