「つなぐ×つなぐ」展

1枚の絵が、「私」と「あなた」をつなぎます

1枚の絵が、私とあなたをつなぎます

2023年1月に第1回目の「つなぐ」展がコミュニティプラザで開催されました。
第2回目となる今回は、作家の人数を4名に増やし、場所をいきいき健康サロン多古「わぁーかちぃーと」の特設ギャラリーへ場所を移動、前回同様、多古町の福祉事業所の利用者や様々な環境の中で描かれた絵を募集し、それらの中から洋服やラグ、テディベアやオブジェの作品になりました。


実際に描かれた絵と4人の作家が制作した作品を併せて展示します

こちらの作品は、切り絵を作家が解釈しアクリル板で表現した作品です。
見る角度や光の入る方向で、様々な印象を与えます。

4人の作家は「感じられるもの(触れるもの)」を共通コンセプトに制作を行いました。
手で触ったり、視覚的に感じられるもの、感覚を大切にした展示となります。

視点を変える事によって、新たな“気づき”を感じてもらえたら幸いです

福祉施設の利用者や様々な環境の中で描かれた絵を、4人の作家が独自に解釈しオリジナルの作品へ仕上げました。「1枚の絵が、私とあなたをつなぎます」は、1枚の絵が人と人をつなげ、視点を変える事によって、新たな“気づき”がある事を感じてもらいたい、という想いが込められています。


町内で描かれた5枚の絵

多古町内の施設や関係者から広く絵を募集し、作品との相性や大きさなど様々な観点から5枚の絵を選びました。こちらの原画と併せて展示します。

ペンでランダムに描かれた線は、無意識の中にどこか意識的なものを感じます。
生活や好きなものを一枚の紙に隙間なく描かれていて、独特のリズムを感じます。

日本をモチーフにした絵は紙に溶けそうなほど淡く描かれています。
大きく描かれたモチーフは水平と垂直で構成され、ブロックのように積み上がっています。

0.1mm以下まで拘った切り絵はコンピュータで描かれたような繊細さです。

作家の紹介

テディベア・洋服・ラグ・アクリルの作品を制作した4名の作家からのコメントです。

石井佳代子(テディベア作品)
素敵な絵が布になり、テディベアになりました。 1つ1つ手縫いで、大きさも表情も違います。 お気に入りのテディベアとの出会いがありますように、心を込めて作りました。
小島直子(洋服作品)
淡く、春霞のような、桜のような雨粒のような森のような絵をどのような生地に。どのようにプリントして。どのような服にしたらよりこの空気感を感じて頂けるか。「服」というより「空気」をイメージした作品です。重なりが産み出す偶然の色の数々を、揺らしたり触ってみながらたくさん感じて頂きたいと思います。
山倉裕也(ラグ作品)
原画作家さんのタッチを毛糸で表現するのに毛糸の細さと打ち込む毛糸の本数を試行錯誤しました。 タフティングの作家さんはまだあまりいないと多くの方面から伺っております。興味ある方はご連絡いただければと思います。
秋元譲(アクリル作品)
実際に切り絵を作られた方とお会いし、話をうかがいました。切り絵の線への拘りをとても感じました!
繊細な線を表現するには、アクリル板は相性がよかったと思います。反射する光の移ろいを感じてもらえると嬉しいです。

概要

  • 会期
    2023年11月12日(日)〜30日(木) 9時00分~18時00分(定休日:水曜日)
    ※会期延長の可能性あり。
  • 料金
    無料
  • 会場
    いきいき健康サロン多古「わぁーかちぃーと」内(多古町多古2721-1) 特設ギャラリーTAKO


  • 駐車場について
    仲町商店街無料駐車場



  • お問合せ
    多古町観光まちづくり機構:0479-85-8066

多古で繋がる「ライフワークの輪」

アートを通じて多くの人の生きがいや居場所づくりをしていきます。

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